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47 おさかなくわえた名無しさん 04/08/02 22:16 ID:e39c9oMZ

俺が高校の頃。

俺は周囲から「渋い人だ」と言われたくて
好きでもなかった中島みゆきのファンを自称していた。
友人とCDを買いに行けば必ず中島みゆきの棚をチェック。
教科書やノートにも「中島みゆき命」「LOVEみゆき」と書いた。

いつのまにか俺は本当に中島みゆきのファンになっていた。
脳内では「中島みゆき=俺の彼女」。
ドラマ「家なき子」の「空と君のあいだに」がヒットした頃には
俺の妄想はバブルの絶頂期を迎えていた。

俺は脳内の中島みゆき宛にラブレターを書いたのだ。
「みゆきへ
 あまり悲しい歌ばかり作らないでくれよ
 この世には空と僕だけじゃない
 君もいる 花も太陽もある みんな輝いているんだ
 僕はいつも君のことを想っているよ
             世界中の愛をこめて **(本名)」

俺はその手紙を大事にしまっておいた。はずだった。
その手紙は週に1回提出の自主勉強ノートに挟まっていた。



48 おさかなくわえた名無しさん 04/08/02 22:17 ID:e39c9oMZ

ノートの返却日。
担任はこともあろうにその手紙をクラスで発表なさった。
ちょっとした祭が起きた。

あの時クラスメイトだった2年A組のみなさん、
今すぐ俺のことを忘れてください。
俺はあなたたちの妄想が作り上げた架空の人物です。
俺は手紙なんか書きませんでした。
紅白の時に「ダムは危ないよ、輝く太陽の下で歌おうぜ、って手紙出せば?」
なんてメールも届いておりません。


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